パナウティの道端に腰を下ろしていた老婆は髪を三つ編みにしていた。三つ編みという髪型は、古くからある普遍的な髪型だ。インドでも三つ編みの女の子に会ったことがあるし、メキシコでも三つ編みの女の子を見たことがある。女性がするものというイメージだけれど、かつて中国で一般的であった辮髪は男性のする三つ編みだ。人類は男性も女性も髪の毛を三つ編みにしてきたのだ。
それはそうと、年季の入った太い三つ編みをした老婆は道端で仕事をしていた。手には太い紐が見えるのだが、何を作っているのか、はたまた何をしているのかはよく分からない。老婆はただただ黙々と働いていた。カメラなぞには無関心だと思いきや、カメラを向けるとはにかんでいて可愛らしい老婆だった。
2010年1月 ネパール 人びと | |
三つ編み 老婆 パナウティ 紐 糸 仕事 |
No
3549
撮影年月
2009年6月
投稿日
2010年01月07日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
パナウティ / ネパール
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM