ベンチェーの川沿いの道には露店が建ち並んでいた。露天市のようになっていた。すぐ近くには大きな市場の建物があるのだけれど、その外でも商売している人が多いのだ。
建ち並ぶ屋台のひとつでは、編笠を被った女性が蜂蜜を売っていた。蜂蜜の販売というと瓶詰めにされた蜂蜜を思い浮かべるけれど、ここで売られていたのは瓶詰めされたものだけではなかった。テーブルの上には蜂の巣そのものが沢山陳列してあったのだ。
ここベンチェーでは蜂蜜の生産が盛んなようだ。そのため、蜂蜜だけでなく蜂の巣も売っているのだろう。でも、蜂の巣を買ってどうやって食べるのだろう。それとも搾るだけなのかな。
ベトナムでは砂糖も添加物も加えられていない生はちみつが基本なのだそうだ。中でも加熱していない非加熱生はちみつは健康食品としてベトナムでは人気があるらしい。確かに蜂の巣を搾っただけの生はちみつは美味しそうだ。
そんな生はちみつを売る屋台の店の前に立つと編笠をかぶった女性が笑顔で蜂蜜を薦めてきた。
2009年6月 人びと ベトナム | |
ベンチェー 編笠 蜂蜜 ペットボトル 笑顔 出店 |
No
2894
撮影年月
2009年3月
投稿日
2009年06月16日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ベンチェー / ベトナム
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM