激しく雨が降っている中でも、カオサン通りに出ている屋台は商売を続けていた。路上に出ている屋台のほとんどはジュースやら食べ物を売る屋台だ。雨が降り出すと明らかに人通りが減ってしまって、商売に与える影響は馬鹿にできないものだと思う。それでも屋台を仕舞い始める人はどこにも見当たらない。
写真の男も何事も無かったかのように仕事を続けていた。男の売り物はサトウキビジュースだ。屋台の上には何本ものサトウキビが置いてあるのが見える。土砂降りの中で、わざわざサトウキビジュースを買いに来る人はいない。でも、男はジュースを作るためにサトウキビを黙々と二つに割っていた。それだけ割っていれば、雨が上がった後に客が押し寄せても販売の機会を逃すことはないに違いない。備えあれば憂い無しだ。
2017年11月 人びと タイ | |
バンコク 食べ物の屋台 ジュース ペットボトル 雨 サトウキビ |
No
10363
撮影年月
2017年9月
投稿日
2017年11月27日
更新日
2024年05月05日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA