長崎の町にはキリスト教の教会が多い。これも大航海時代にやって来た宣教師たちの名残に違いない。隠れキリシタンたちが密かに教えを守り続けた結果、明治になって晴れて教会を作ることができたのだろう。でも、ちょっと不思議だ。禁教されるまでの間、宣教師が活動したのは長崎周辺に限らられた訳ではないのに、この辺りに隠れキリシタンが多かった理由がよく分からない。
カトリック中町教会も殉教の歴史のあるこの地に、日本人のための教会を作ろうということになり建てられたのだそうだ。長崎に現存する数少ない被爆建造物のひとつらしい。礼拝堂に入ると、中は静かだった。壁には磔刑のキリストを描いたスタンドグラスが設けられていた。
2007年5月 長崎 静物 | |
教会 長崎市 ステンドグラス |
No
910
撮影年月
2007年3月
投稿日
2007年05月19日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
長崎市 / 長崎
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V