町角に古めかしい建物のお店が建っていた。カステラで有名な福砂屋の本店だ。ここのカステは底にザラメがついていて僕好みだ。驚くべきことに、福砂屋の創業は1624年なのだそうだ。日本では関ヶ原の戦いが終わってから間もなく、世界は大航海時代の真っ只中だ。お菓子を売り続けるだけでこれだけの長い間商売を続けられるというのは驚異的だ。どの時代においても、福砂屋のカステラを好きな人が多かったということだ。
入り口の上には大きな木製の看板が掲げられている。見ていると、ちょうど買い物を終えた人が出てきた。そして、お店の前を傘を差した看護師が小走りに駆け抜けていった。
2007年6月 町角 長崎 | |
長崎市 看護師 雨 お店 傘 |
No
936
撮影年月
2007年3月
投稿日
2007年06月11日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
長崎市 / 長崎
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V