この辺りは長崎随一の繁華街だ。歩いている路地にもバーや料理屋が犇めいている。でも看板は出ているものの、路地は静けさに包まれている。数人の人が僕の前を歩いているだけだ。賑やかさとは程遠い。ひょっとしたら、飲み屋が開店するには、まだ時間が早かったのかもしれない。
時間が悪かったとは言え、あまりにも寂しい。かつては賑わっていたこのエリアも衰退しているような気がしてならない。歩いていて見かける人は老人ばかりだ。若い人には行き当たらない。そのうち、この辺りに来る人はいなくなってしまうのかもしれない。
2007年5月 町角 長崎 | |
路地 バック・ショット 長崎市 看板 |
No
908
撮影年月
2007年3月
投稿日
2007年05月17日
更新日
2024年10月21日
撮影場所
長崎市 / 長崎
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V