写真は日本二十六聖人の像。26人の像は壁の中で整列していた。日本二十六聖人とは豊臣秀吉の命令によって長崎で処刑された26人のカトリック信徒のこと。4人のスペイン人、1人のメキシコ人、1人のポルトガル人を含む26人のキリスト教徒は捕らえられて、ここ長崎で処刑されたのだった。ほとんどの人は大阪や京都で捕らえられた後、わざわざ長崎まで連れてこられてようだ。それだけ、秀吉はキリスト教勢力とその背後にいるスペインとポルトガルを恐れていたのだろう。
この処刑は権力者の命によって執行された最初のもののようだ。このような事件を経て、キリスト教たちは地下に潜り隠れキリシタンになっていったのだろう。殉教した26人は1862年にローマンカトリックによって聖人に列せられている。
2007年5月 長崎 静物 | |
モニュメント 長崎市 像 |
No
911
撮影年月
2007年3月
投稿日
2007年05月20日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
長崎市 / 長崎
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V