上半身裸の男がロンプールにあった小さな店の中に腰を下ろしていた。バングラデシュでは珍しく眼鏡をかけた男だった。牛乳瓶の底のように分厚くて、度が強いように見える眼鏡をかけていたのだ。男にカメラを向けると、仕事の手を止めて微笑んでくれた。
個人的の感想だけれど、東アジアの人は近眼になる割合が多いような気がする。遺伝的な違いが関係しているのかもしれない。何が原因なのかははっきりしないけれど、西洋人よりも日本人の方が近眼の人が多いのは事実なのだろう。だからこそ、かつての日本人のイメージは吊り目で眼鏡をかけていて、カメラを首からぶら下げている、なんてものになったのに違いない。映画「ティファニーで朝食を」に出てくる日本人もそのような出で立ちだったような気がする。
2010年4月 バングラデシュ 人びと | |
眼鏡 男性 ロンプール 上半身裸 笑顔 |
No
3955
撮影年月
2009年9月
投稿日
2010年04月14日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ロンプール / バングラデシュ
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM