歩いてると、先ほど見かけた床屋とは別の床屋の前に来た。開放的な店構えで、外から店の中が丸見えになっている。ここで働いている人は女性で客もまた女性だった。さっき見た床屋は男性で客も男性だったから、男性用の床屋と女性用の美容院で住み分けがなされているのかもしれない。不思議なことに、どちらのお店でも働いている人はマスクをしている。バンコクでは東京と違って町中をマスクをして歩いている人を見掛けることはほとんどないから、ちょっと違和感を感じてしまう。ひょっとしたら、散髪業界ではマスクを付けるのは一般的なのかも。理由は分からないけれど。
店の中には大きな鏡が設置されていた。そして女性客が鏡の前に腰掛けている。頭には幾つもロッドが巻かれている。ちょうどパーマを掛けている最中だった。背後に立って様子を眺めていると、鏡に映った僕の姿に気が付いたのだろう。カメラを構えると、女性は朗らかに笑いながら鏡越しにピースサインをしてくれた。
2018年6月 人びと タイ | |
バンコク 床屋 ピースサイン 笑顔 |
No
10590
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年06月03日
更新日
2024年02月13日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA