ヤンゴン中心部には歩道に多くの屋台が出ている。この雑誌を販売している屋台もそのひとつだった。テーブルの上にはところ狭しと新聞と雑誌が並べられていて、その向こうに青年が腰を下ろしていた。売れ行きが芳しくないからか、青年は浮かない顔をしていた。
ヤンゴンの雑誌スタンドでこれほど多くの出版物が売られているのはちょっと意外だった。なにせこの国は軍事独裁国家で言論の自由なんて存在しない。軍事政権の傀儡である新聞や雑誌がひとつかふたつあるだけだと勝手に思っていたところ、雑誌や新聞が何種類も売られていたのだから意外に思ったのだ。
ぱっと見た限りでは写真を多用した紙面が多く、他の国と何ら変わらない。タイトルは英語で書かれていても、記事はどれもこれもビルマ語で書かれたものばかりだった。記事も英語で書かれたものがあれば、どんなことが書いてあるのか知り得たのに残念だ。
2010年9月 ミャンマー 人びと | |
雑誌 スタンド 露天商 ヤンゴン |
No
4544
撮影年月
2010年3月
投稿日
2010年09月05日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR DIGITAL