六義園で白い梅が咲いていた。梅の時期が過ぎると、すぐに桜の季節だ。春は近い。
この庭園は元禄年間に五代将軍綱吉の側用人だった柳沢吉保の作ったもの。元禄時代のことだから約300年ほど前の話だ。記録によれば、最低でも58回も綱吉自身もこの庭園を訪れているらしい。柳沢吉保が将軍に気に入られていたこともあるのだろうけれど、庭園が見事な出来栄えだったことも大きく関係しているに違いない。建設当初の面影が今でも残っているらしいから、今僕が歩いているのと同じ場所を綱吉も同じように歩いていたことがあるかもしれない。
2005年3月 自然 東京 | |
枝 花 庭園 駒込 六義園 |
No
42
撮影年月
2005年3月
投稿日
2005年03月24日
更新日
2024年07月02日
撮影場所
駒込 / 東京
ジャンル
自然写真
カメラ
CANON EOS 1V