桜の花が境内に飾られていた。飾られていただけで、境内に桜の木がある訳ではない。普段はそこに桜の木などないのだ。花見の季節に合わせて特別に飾られているのだった。赤く塗られている建物が多い境内に、桜の淡いピンクはよく似合っていた。
桜の向こうには五重塔が見える。元々は江戸時代に建立された塔が建っていたのだが、1945年の東京大空襲時に焼失してしまった。現在の塔は1971年に再建されたものだ。今現在は参拝客がのんびり過ごしている境内にも、戦時中には爆弾が降り注いでいたのだった。
2011年7月 町角 東京 | |
浅草 桜 浅草寺 仏塔 |
No
5597
撮影年月
2011年5月
投稿日
2011年07月25日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
浅草 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM