ヤンゴンから乗った長距離バスは道路脇に停車した。でも、目指しているピイの町に辿り着いた訳ではなかった。停まったのは単なる食事休憩だった。バスを降りると男の子たちがバスに寄ってきた。写真の男の子もそのひとりだった。うずらのゆで卵が沢山入ったピンク色の籠を手にしている。この子は長距離バスの乗客にうずらのゆで卵を売っていたのだ。一般的なスナックなのだ。
でもうずらのゆで卵だけを買っても、どうすればいいのだろう。鶏のゆで卵と同じように塩でも付けて食べるのだろうか。地元の人たちを見ていると、まるでハーシーズのキスチョコの銀紙を剥くかのように殻を剥くて、塩を付けることもなく食べていた。ミャンマーではうずらの卵をおやつ代わりに手軽に食す人が多いのだ。
2014年6月 ミャンマー 人びと | |
籠 男の子 卵 顔 |
No
8565
撮影年月
2010年3月
投稿日
2014年06月02日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR DIGITAL