増上寺(東京)
長い歴史を誇っている増上寺だけれど、大殿は1974年に再建されたものなので新しく見える
上野公園(東京)
三脚を立てた女性を見かけて、もう長いこと三脚を使って写真を撮っていないなと思った
アメヤ横丁(東京)
女の子は街並みに興味津々で、ベビーカーの上で身を乗り出しながら周囲を見回していた
集まってきた人びとは思い思いに写真を撮っており、その中にコーヒーカップを片手に自撮りをしている女の子もいた
上野(東京)
よほど地面の様子が気になるようで、男の子は地面を見つめながら歩いていた
品川(東京)
女の子がお母さんの広げた腕の中に飛び込んでいた
渋谷(東京)
西武百貨店に方にあるスクランブル交差点も負けてはいない
飯田橋(東京)
大勢の歩行者たちが白線の上を影を引き連れて歩いていた
西荻(東京)
合理主義者にとっては路地の密集地帯は早急に再開発すべき場所かもしれないが、こうした場所こそ町の個性や魅力を育んでいる
井草八幡宮(東京)
住宅街に囲まれている井草八幡宮の鎮守の杜は広く、都内でも有数の広さを誇るらしい
丸の内(東京)
週末だったが、4人ともスーツをきっちりと着こなし、仕事の合間か、もしくはこれからの業務に向かう途中のようだった
丸の内オアゾ(東京)
日本の年間平均労働時間はドイツと比べるとかなり長いものの、アメリカよりは短い
西郷山公園(東京)
西郷山公園は海を眺めた気になれる不思議な公園だ
銀座(東京)
賑わった銀座の町をサングラスをして帽子をかぶった格好いい女性が歩いていた
東京ドームシティアトラクションズ(東京)
季節は冬で水飛沫を浴びたら寒いのではなかろうかと思うのだけれど、スリルを求める人びとに寒さなんて関係ないようだった
椿山荘(東京)
多くの結婚式が執り行われているようで、館内は華やかな人びとで賑わっていた
護国寺(東京)
1682年に建立された護国寺の本堂は数々の災害や戦禍を乗り越え、江戸時代そのままの姿を今に伝えている
有楽町(東京)
人類はやがて声を使ってコミュニケーションを取ることをやめてしまうのではなかろうか
浅草(東京)
車道を大小さまざまな自動車が行き交い、その隙間を縫うように人力車が走っていた
左手をすっと伸ばして何かを指し示す仕草には、一種の演劇的な優雅さがあった
浅草寺(東京)
立ち上る煙の中に浮かび上がったカップルはどこか夢のような、幻影じみた印象を残していた
立ち止まる彼らが画面の向こうに見ているのは無数の情報なのか、それとも未来の断片なのだろうか
正式名称は「バスケットボールストリート」だったはずだが、その名前を使う人はほとんどいない
中山区(台北)
鮮やかな緑色のフェンスが彼女の陰鬱な気分を浮き彫りにしているようだった
国父紀念館(台北)
早朝の国父紀念館では太極拳をする集団と遭遇できる
早朝の国父紀念館で中国武術の練習をしている人びとがいた
国立国父紀念館(台北)
日本で偶然目にした「中山」と書かれた表札を気に入り、孫文は自らの雅号として使い始めたのだという
かつて大勢いた社交ダンスをする人びとの姿はなく、社交ダンスのブームは台北から完全に過ぎ去ってしまったらしい
寧夏夜市(台北)
台湾のジューススタンドのメニューは豊富なので、迷った結果、いつも同じものを頼んでしまう罠が仕掛けられている
寧夏夜市には所狭しと屋台が並び、多種多様な食べ物が売られている
夜市に腕時計を買いに訪れる人はあまりいないから店主の男性は暇そうだった
賑やかな寧夏夜市の片隅で女性がスマホの画面に見入っていた
他の人が食べている物は美味しそうで、見て歩いているだけでお腹が減ってきてしまう
大同区(台北)
ひとたび信号が赤に変わると、多くのバイクが信号待ちを始めるのだった
迪化街(台北)
この店に客が入ってこない理由のひとつは彼女の陰鬱な表情のせいなのかもしれない
食堂のテーブルに腰掛けた男には耳にしたくない話題を避けているような雰囲気が漂っていた
台湾の食文化は豊かで選べる料理はたくさんあるのに、困ったことに僕の胃袋はひとつしかない
何を買うか思案している時間は、それを実際に手にして食べる時間よりも至福なのかもしれない
これだけの冥銭必要だというのは、それだけ中華文明の人びとにとってお金が重要なのだろう
ただそこに立ち尽くすことしかできない無言の時間が流れる中で、人々はそれぞれの思考や感覚の中に沈んでいるようだった
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