昔ながら住宅街の中を歩いていると、町角にリクライニングチェアが置いてあるのを見つけた。そして、男がそこふんぞり返って寝ている。寝ている男だけを見ていると、まるで自分が男の居間にでも迷い込んでしまったかのような気がしてしまう。胸の前で手を組んだ男は、そんなことは露とも知らずリクライニングチェアの上で熟睡している。
通行人が横を通りすぎていも、男は微動だにすることはなかった。僕が近づいても起きる気配は無い。もっとも、通行人は通行人で男が寝ていることを気にしていないようだった。この辺りでは、このようにして寝ている人は珍しくないのだろう。それにしても、こんな状況で見る夢はどんな夢なのだろう。
2008年9月 中国 町角 | |
男性 昼寝 上海 うたた寝 |
No
2001
撮影年月
2008年6月
投稿日
2008年09月15日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
上海 / 中国
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM