壁にあったくぼみは男の寝床のようで、労働者がそこで昼寝していた。男は胸をはだけて熟睡している。疲れきっているようだ。上体が傾いていて道路側に倒れてしまいそうになりつつも、男は起きる気配はない。自然とバランスを取っているようだ。
西洋人が日本に来ると、電車の中で大勢の人が寝ているのにびっくりするという。しかしながら、それは日本の専売特許ではないと思う。コルカタでだって歩いていると道端で寝ている人をよく見かけるのだ。写真の男性も大勢いる町中で寝ている人のひとりにしか過ぎないのだ。
2012年2月 インド 人びと | |
窪み コルカタ 男性 昼寝 |
No
6211
撮影年月
2011年6月
投稿日
2012年02月29日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM