路地の片隅に置かれていたソファで男が寝ていた
古めかしい住宅街の中を彷徨っていると、道端に大きなソファが置かれていた。一見したところ、粗大ごみとして出されているように見える。立ち並ぶアパートのどこかの部屋の人が、ソファを買い替えたのかもしれない。いずれにしても、道端に雨ざらしにされているソファは今でも寛ぐために使われていた。
僕が通りかかった時、ひとりの男がソファで思い切り昼寝をしていたのだ。頬に手を当てて、ぎゅっと目を閉じて寝ている。険しい顔つきだ。きっと悪い夢でも見ているに違いない。それにしても、人通りのある場所でよく人目を気にせずに寝られるものだと感心してしまった。
| 2012年4月 中国 人びと | |
| 路地 昼寝 上海 ソファ 険しい顔つき |
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PHOTO DATA
No
6372
撮影年月
2008年6月
投稿日
2012年04月23日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
上海 / 中国
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM
