歩道に立っている街灯に明かりが灯されているとはいえ、道は暗く寂しかった。夜の道を歩いている人はほとんどおらず、時折道の先の方を車が通り過ぎるだけだ。
ふと、顔を上げるとそこには東京タワーがキラキラと輝いていた。漆黒の暗闇の中に聳えながら、静かに存在を誇示している。まるで、この世界を支配しているビッグブラザーのように見える。巨大な建造物は人を圧倒する力を持っているのだ。これが、古来から権力者が巨大な建造物を作ろうとする理由だろう。
2005年10月 建築 東京 | |
麻布 光 塔 |
No
216
撮影年月
2005年9月
投稿日
2005年10月24日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
麻布 / 東京
ジャンル
夜間写真
カメラ
CANON EOS 1V