バンガアンの集落にもっとも近いバス停でバスを待っていると、バスが走ってくるのが見えた。バスが走っているのは、反対側からバスがやって来たら、どうやってすれ違うのかと心配になってしまうくらい細い道だ。そもそも、すれ違うことはおろか、下手をしたらバスそのものが崖の下に落ちてしまうに違いない。
運転手はこのような細い崖道を走るのに慣れているのだろう。バスはすいすいと進んでくる。バスの屋根の上に腰を下ろしている乗客にも特別に緊張している様子はない。それよりも僕が不思議に思ったのは、バスの正面にデカデカとサムライと書かれていたことだ。フィリピンのルソン島北部を走るバスとサムライ。どのような関連性があるのか考えてみたけれど、その答えは出てこなかった。
2009年2月 フィリピン 乗り物 | |
バンガアン バス 砂利道 乗客 |
No
2491
撮影年月
2008年9月
投稿日
2009年02月11日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
バンガアン / フィリピン
ジャンル
自動車写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM