通勤時間になったので、ついさっきまで人通りの殆ど無かった通路にも大勢のサラリーマンの姿が出現した。職場へと向かっているのだ。みな急ぎ足で歩いていて、立ち止まるような人はいない。足音だけが通路に響き渡っていた。どこにも寄り道することなく、一直線にオフィスへと急いでいるようだ。
それほどまでに彼らを駆り立てているものは何なのだろう。義務感だとしたら、哀れみを感じてしまう。楽しさだとしたら、それはそれで哀れみを感じてしまう。
2006年6月 人びと 東京 | |
サラリーマン 通勤 新宿 |
No
452
撮影年月
2006年5月
投稿日
2006年06月16日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V