有楽町駅の中央口改札の前には昼間でも薄暗いガード下がある。100年以上も前に作られたこの駅のガード下はあまり採光のことを考えて造られていはなくて薄暗い。ガード下の壁面はコンクリートで覆われているので、開業当初のままではないのだろうけれど、ボロボロであることには変わりなかった。でも、大勢の通行人が今でもこのガードを闊歩している。
ガード下の真ん中に立っていると、ここが世界の分かれ目であるような気がしてくる。ガード下のこちら側にはオフィスビルが建ち並ぶ区画で、向こう側は繁華街だ。両者の雰囲気は結構違う。そのため、ガード下はここで一旦雰囲気をリセットしているのだ。
2014年12月 人びと 東京 | |
歩行者 有楽町 |
No
8976
撮影年月
2014年11月
投稿日
2014年12月25日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
有楽町 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL