線路脇の細い路地は真っ直ぐに伸びていた。どこまでも続いているかのように真っ直ぐだ。でも、歩いている人は殆どいない。見えるのは遠くを歩いている二つの人影だけだった。
あまりにも真っ直ぐに伸びているから、外から人が入って来るとどこまでもその姿が見えてしまう。このことが心理的なプレッシャーになってあまり人が来ないのかどうかはよく分からない。でも、道も通路も自然の中を流れる川と同じように淀んだ場所がないと生き物は行きていけないのではないだろうか。
2016年7月 町角 東京 | |
人影 通路 有楽町 |
No
9816
撮影年月
2016年4月
投稿日
2016年07月23日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
有楽町 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL