牛はそっぽ向いたままだった
道を歩いていると、向こうから白髪交じりの髭を生やした男が歩いてきた。町を歩いていると、もちろん大勢の人と擦れ違う。その大勢の人の中でも、ここで出会った男は特別だった。頭に布を巻いた男は1頭の大きな牛を引き連れながら歩いていたのだった。
ここはヒンドゥー教の世界だから、この牛は食用ではないだろう。おそらくは男のペットだ。紐に繋いで、ペットである牛の散歩をしているところなのだ。男は僕のカメラに興味を示して、目の前で立ち止まってくれた。でも、牛はカメラには興味はない。カメラを向けても、あらぬ方向を見つめたままだった。
| 2011年4月 インド 人びと | |
| 牛 男性 プネー 散歩 |
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PHOTO DATA
No
5405
撮影年月
2010年10月
投稿日
2011年04月20日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
プネー / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR DIGITAL
