町を歩いていると、またすぐに別の職人が働いているのを見つけた。屋台で働いている人も大勢見かけるけれど、何かの仕事をしている人も良く見かける。今度見かけた男は時計職人だった。男は路地の片隅で時計を修理していた。
近付いていった時、男はちょうど時計の内部を見ていた。視線は真っ直ぐに細かな機械類に注がれている。それでも、僕が近くに来たのはわかったようだ。仕事の手を止めることはなかったけれど、男の口元には笑みが浮かんでいる。みちろん、写真を撮られていることも分かっているのだった。
2018年1月 人びと タイ | |
バンコク 職人 |
No
10414
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年01月16日
更新日
2024年04月04日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA