苦々しい顔をした男が軽食スタンドで食事をしていた
どこの国でも市場の周辺には食べ物屋が並んでいる。ここ台南でも同じである。水仙宮市場の周辺には軽食スタンドが軒を連ねている。食事時にはまだ早い時間だったため、スタンドのほとんどは閑散としていた。
ガラガラのテーブルのひとつに、ひとりの男が座っていた。どうやら食事中のようだったが、苦々しい顔でレンゲを弱々しく口に運んでいる。その表情を見ていると、まるでこのスタンドの料理が美味しくないかのように思えてしまう。営業妨害ではないかと思うほどだ。しかし、その表情は食べ物とは無関係で、個人的な事情によるものかもしれない。幸か不幸か店内は閑散としており、男の表情がそのままこの食堂の印象を形作ってしまっているように見えた。
| 2017年3月 人びと 台湾 | |
| 男性 スプーン 出店 台南 |
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PHOTO DATA
No
10080
撮影年月
2016年9月
投稿日
2017年03月22日
更新日
2025年01月18日
撮影場所
台南 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
EF85MM F1.2L II USM
