歩いていたエリアには個人商店が軒を連ねていた。チェーンストアばかりの場所を歩いても何も面白くないから、散歩するにはいい場所だった。立ち並んでいるお店は個人商店だけに、どれも小さい。写真のお店も小さかった。人が一人しか座る場所ないような狭いお店だった。そして、その場所には店主がドシンと構えている。男は金物屋だった。男の向こうには売り物の金物が金物が山積みになっているのが見える。もちろん、この辺りの商売人の必需品である天秤もあった。
店主はユーモアのある人だった。写真を撮られることに気が付いた男は慌ててポーズを決める。遠くを眺めるふりをしながら、シャッターが下りるのを待っているのだった。
2011年4月 インド 人びと | |
男性 ポーズ プネー お店 |
No
5367
撮影年月
2010年10月
投稿日
2011年04月01日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
プネー / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL