ルンギをはいた男が道端にしゃがんでいた。そこは男の小さな工房のようになっていて、働いているのだった。男は金槌を手にして、部品の修理のようなことをしている。
連日の暑さはよそ者の僕だけでなく、地元の人にとっても堪えるようで男は上半身裸になっていた。でも僕と違うのは、僕が汗だくになって町をウロウロとしているのに対し、この男は汗一つかいていないことだ。カメラを向けると、男は金槌で叩くのを暫し止めて僕のカメラを涼し気な顔で一瞥した。
No
3902
撮影年月
2009年9月
投稿日
2010年04月02日
撮影場所
マイメンシン / バングラデシュ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM