園内には木蓮の木があって、花は満開だった。枝の向こうには青空が広がっていた。
ここグラバー園はトーマス・ブレーク・グラバーというスコットランド出身の商人の居宅だった場所だ。明治維新前の1859年に長崎へとやって来た彼は、1911年に亡くなるまでここに住んでいたのだ。今ではここは公園として一般公開されている。ちなみにグラバーが主に取り扱っていた商品は生糸や茶だったようだが、明治維新の混乱期には武器も扱っていたらしい。目端の利く商人だったからこそ、一財産を築くことが出来たに違いない。
2007年3月 長崎 自然 | |
花 モクレン 長崎市 空 |
No
813
撮影年月
2007年3月
投稿日
2007年03月30日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
長崎市 / 長崎
ジャンル
花写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL