ひょろ長くて髭を蓄えた男がマルダの道端にある屋台で働いていた。ワゴンの上には多くの缶が並んでいて、香辛料でいっぱいだった。男は道端で香辛料を売っていたのだ。どのような香辛料が売られているのか気になって近づいていくと、男は弱々しく僕を見た。
陽はまだまだ高かったけれど、男は疲れきっているかのようで、自分の売っているものを勧めてくることはおろか、一言も発しない。ただ僕を見てるだけだった。
男が着ていた服もやはり疲れきっていた。内面は外見に表れるなんて言うけれど、男の疲労感はしっかりと外見に表れているような気がした。
2013年11月 インド 人びと | |
缶 食べ物の屋台 マルダ 男性 口髭 |
No
8107
撮影年月
2011年6月
投稿日
2013年11月26日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
マルダ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM