跨線橋の上から空を見上げると、真っ黒な雲が近づいているのが見えた。見る見るうちに周囲は薄暗くなっていき、あっという間に激しい雨が降ってきた。雨の降るさまをぼんやりと窓から眺めていた。下の方に見える架線は全てシルエットになっている。しばらくすると、赤ん坊が号泣していたかのように雨を降らせていた雲はどこかへと消え去り、空には再び晴れ間が広がった。ついさっきまで、豪雨が降っていたなんて嘘のような晴れ間が広がっていた。
2006年3月 自然 栃木 | |
雲 シルエット 空 栃木市 |
No
363
撮影年月
2006年2月
投稿日
2006年03月19日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
栃木市 / 栃木
ジャンル
風景写真
カメラ
CANON EOS 1V