バスは町外れに停まった。川沿いに歩き出すと、向こうの方に町の姿が見えてくる。この町はちょっと変わっていると聞いたので、バスに何時間も揺られてやって来たのだった。
山の斜面に軒を連ねている家々はみな繋がっていて、各家の屋根が歩道になっているのだ。乏しい土地を有効活用するためなのだろう。そのようになっている町は世界でも珍しいのではないだろうか。町に向かって歩いていると、否が応でも変わった構造の町を目にすることに期待が高まっていった。
2005年8月 町角 イラン | |
町並み マースーレ |
No
138
撮影年月
2000年11月
投稿日
2005年08月07日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
マースーレ / イラン
ジャンル
風景写真
カメラ
CANON EOS KISS