この町の歴史は古く、3000年前にはもうすでに人が住んでいたらしい。その旧市街の路地を歩いていた。屋根で覆われた路地は薄暗く、所々に開いている穴から日差しが差し込んでいるだけだった。人通りも少ない。ほとんど地元の人と行き会えないのだった。
そんな路地を歩いていると、どこからともなくエンジン音が聞こえてきた。エンジン音は徐々に近づいてくる。しばらくすると、一台のオートバイが物凄いスピードで僕の前を通り過ぎていった。バイクがどこかへ走り去ってしまうと、僕は再び静寂に包まれた。
2005年8月 町角 イラン | |
路地 バイク 旧市街 ヤズド |
No
137
撮影年月
2000年11月
投稿日
2005年08月05日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ヤズド / イラン
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS KISS