目の前に立っている男の子の前髪は一直線だった。この男の子は僕のカメラに興味を示して近寄ってきた人々の中のひとりだ。バングラデシュの人は誰もが見慣れない顔を見つけると興味を示すような教育を受けているような気がする。そして、物怖じすることなく近寄ってくるのだ。
僕のところへやってくると、男の子は僕に向かって話し始めた。ここでも、やはりベンガル語が出来たらいいな、と思ってしまう。ベンガル語がわからないから、男が何を伝えようとしているのか分からないのだ。ボディランゲージなどの非言語コミュニケーションには限界がある。現に目の前にいる男のがしかめっ面している理由は皆目見当がつかなかった。
2014年11月 バングラデシュ 人びと | |
男の子 顔 しかめっ面 ショナルガオ |
No
8895
撮影年月
2009年9月
投稿日
2014年11月14日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
ショナルガオ / バングラデシュ
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM