上半身裸の幼い男の子が砂利道を気怠そうに歩いていた。上半身には何も纏っていないのにもかかわらず、男の子はネックレスをしていた。よほどお気に入りのものなのだろう。ひょっとしたら、ラッキーアイテムなのかもしれない。
ぼんやりと見ていたら、男の子は僕に近づいて来た。そして、舌を丸めながら僕を見たのだった。腰に手を当てている仕草は、男の子を大人びて見せている。まるで仕事を終えて家に帰ってきたお父さんのようだった。
No
8493
撮影年月
2009年9月
投稿日
2014年04月27日
撮影場所
マイメンシン / バングラデシュ
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM