線路脇に広がる住宅密集地の端に線路に面してテラスのようなものが設けられていた。ベンチが置かれていて、平日の昼間だったけれど、地元の人がのんびりとしていた。ここも先程通ったトンネルのような場所と同じように地元の人にとって憩いの場になっているようだ。
先程の場所でくつろいでいたのは男たちばかりだったのと対照的に、こちらでくつろいでいたのは女性ばかりだった。イスラム教はモスクで行われる礼拝も男女別に行われ、まるで礼記に記載のある「男女七歳にして席を同じうせず」を地で行っているような印象がある。タイでは井戸端会議も男女入り混じって行われていたのを見かけたけれど、イスラム教徒の多いここインドネシアでは男女別に井戸端会議が行われているのだろうか。よくわからない。
ベンチにはお母さんに連れてこられた赤ちゃんの姿も見えた。赤ちゃんはベンチの上にちょこんと乗って、すぐ目の前にある線路側に顔を向けている。列車が通りかかるのを待っていたのかもしれない。でも、残念なことに通りかかったのは見知らぬ外国人だった。
2021年3月 インドネシア 人びと | |
赤ちゃん ベンチ ジャカルタ お母さん 親子 舌 |
No
11854
撮影年月
2020年1月
投稿日
2021年03月23日
更新日
2023年08月25日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF