ダッカをウロウロしているうちにモスクの前にやって来た。バングラデシュはインド、パキスタンと同じく英領インドだった地域で、そのうちイスラム教徒が多かった東側の部分だ。そのためこの国の人口の80%以上がイスラム教徒と言われ、町中にモスクも多い。歩いているとあちらこちらにモスクがあるのを見かけ、ダッカは別名モスクの町とも呼ばれる。
このとき通りかかったモスクも、観光名所になっているようなモスクではなく地元の人しか訪れないような小さなモスクだった。日本にもあちらこちらに神社仏閣があるけれど、ダッカにあるモスクが日本にある神社仏閣と違うと思うのはコミュニティの場になっていること。礼拝をするわけでもなく、だらだらとモスクで時間を過ごす人というのが存在しているのだ。日本の神社仏閣でも休憩所が設けられているところはあるものの、基本的に参拝を終えたらとっとと退散する場所とされているような気がする。
このモスクも例外ではなく、入り口でふたりの男がくつろいでいた。男たちは新聞を見ながら何やらのんびり話し込んでいた。
2010年3月 バングラデシュ 人びと | |
ダッカ 二人組 入り口 男性 モスク 新聞 リラックス |
No
3857
撮影年月
2009年9月
投稿日
2010年03月23日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ダッカ / バングラデシュ
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM