カメラを持って歩いている僕を見つけると、男は僕に声を掛けてきた。そして、男は薄暗い店の中に腰を下ろしたまま、突然何かを説諭し始めたのだった。
ベンガル語だったので何を話しているのかは全く分からない。ひょっとしたら、写真を撮る際の心構えでも話していたのかもしれない。そんな状況にもかかわらず、男は話を止めることはなかった。僕が理解できるのかどうかはあまり重要ではなく、男が思う存分話をできるかどうかがポイントだったのだと思う。
No
4024
撮影年月
2009年9月
投稿日
2010年04月30日
撮影場所
ロンプール / バングラデシュ
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM