サリーをまとった二人の女性は道端に腰掛けてヘナの客が来るのを待っていた
サダル・ストリートを歩いていた。ここは安宿が軒を連ねているので有名なコルカタにある通りだ。別にここに宿を構えた訳ではなかったけれど、有名な安宿街がどのようなものなのか興味があったのだ。
歩いていると、ふたり組の女性から声をかけられた。別にナンパされたということではない。残念ながら僕はそのような人間ではない。向こうは商売で声をかけてきただけだ。僕の手にヘナを書いてやると声をかけてきたのだった。
断っても断っても、書いてやると執拗に交渉をしてくる。よほど他に客になりそうな人がいなかったのだろう。申し出は断固として断ったのだけれど、写真は撮らせてもらった。
ふたりの顔をよく見てみると、ちょっと変わったビンディを付けていた。左の女性の眉間には黒い点が見えるし、右の女性の眉間には水色の点が見える。さらには、右の女性のおでこにシンドゥールも見えた。少しでも仕事が増えるように目立つようにしていたのかもしれない。
| 2011年11月 インド 人びと | |
| ビンディ ブレスレット 二人組 ヘナ コルカタ シンドゥール 女性 |
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PHOTO DATA
No
5886
撮影年月
2011年7月
投稿日
2011年11月11日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM
