ふたりの男の子はカメラを持って歩いていた見知らぬ外国人に同じように興味津々だった。でも、そのカメラに対する反応はそれぞれ異なった。並んで立って、一斉に僕のカメラを見詰めてくれたのは同じだった。
でも、ひとりは微笑みながら柔和な視線を返してくれたのに対し、もうひとりは友達の影に隠れるようにしながら疑いの眼差しを投げ掛けてきたのだった。でも、この子は一体何を疑っているのだろう。もっとも、カメラを持ってウロウロしているということ自体が胡散臭いのかもしれない。
No
5662
撮影年月
2010年9月
投稿日
2011年08月26日
撮影場所
アウランガバード / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM