道端で男の子がぼんやりと往来を眺めていた。そこで何をしていたのかはわからない。でも、僕はそんな男の子に近づくことにしたのだった。カメラを向けると僕に気がついて、訝しげな視線を投げかけてきた。突然カメラを向けられて驚いているようだ。
そして、男の子はその場で固まってしまった。まるで時間が停止したかのようだった。そうこうしていると、相変わらず動かない男の子も顔の表情は緩んできて、かすかに笑っている。自分の置かれている状況を理解するのにちょっと時間を要したようだった。
2012年10月 インド 人びと | |
男の子 視線 コルカタ 疑念 |
No
6875
撮影年月
2011年7月
投稿日
2012年10月08日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM