歩いてると工事現場に出くわした。大勢の労働者が働いている。殆どの人は僕に気が付くこともなく、黙々と仕事を続けている。でも、ひとりだけは違った。目敏く一眼レフを持っている僕の存在に気が付いたのだった。そして、カメラにただならぬ興味を示していた。
男は鍬を頭上に掲げたまま、動くのを止めている。そして仕事そっちのけでレンズを向けている僕のことを見据えたのだった。男のすぐ後ろには、現場監督と思しき男た立っていたので、仕事をサボっている男が叱られるのではないかと心配になってしまった。
No
9562
撮影年月
2011年6月
投稿日
2015年11月16日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM