写真の男はリクシャーの車夫だった。自分のサイクルリクシャーの前に立ってる。通りを眺めながら、客になりそうな人を物色しているのだろう。カメラのを向けるとはにかんだ笑顔が返って来た。
外見から判断するに、男はチベット族のように見える。カトマンズの町には大勢のチベット難民が住んでいる。ネパールからチベットはそれほど離れていない。それだけでなく60年前のチベット侵攻以降、大勢のチベット人がネパールに逃れてきているのだ。それだけ時間が経てば、難民生活をしている人の間にも世代交代が起きているのだろう。写真の男のように若いチベット人もよく見かけるのだった。
2009年10月 ネパール 人びと | |
カトマンズ 男性 リクシャワラー |
No
3305
撮影年月
2009年6月
投稿日
2009年10月24日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
カトマンズ / ネパール
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM