カトマンズの町には大勢のチベット難民が生活している。それと直接関係があるのか分からないけれど、チベット仏教の寺院もやはりあるのだった。僕は誘われるままに、ひとつのチベット仏教の寺院へとやって来た。
寺院の境内に面した工房の中には男が机に向かっていた。ちょうど曼荼羅を作成しているとこだった。見たところ、男が作成しているのは身口意具足時輪(カーラチャクラ)曼荼羅と呼ばれるもののようだ。チベット後期密教の最高到達点にある教えを描いたものらしい。もっとも、ここでは東洋趣味の西洋人が買っていくお土産物としても売られているけれど。いずれにしても、男は真剣な眼差しで描いていた。
2009年10月 ネパール 静物 | |
作品 仏教 カトマンズ 曼荼羅 |
No
3285
撮影年月
2009年6月
投稿日
2009年10月18日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
カトマンズ / ネパール
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM