インドのベルハンポルで撮影。
多くのトラックが道を走っている。どうやら町の中心に伸びているこの道は、幹線道路になっているようで、物を満載したトラックや長距離バスが走っているのだった。その割には、道路の舗装状態は粗末だ。凸凹で埃っぽい。どこの国でもトラックの運転手は、フルスピードでも走りたがるようなイメージがあるけれど、ここでは風のように駆け抜けることは難しい。
写真のトラックはそんな道路を走るのに疲れてしまったようだ。道端に静かに停まっている。窓からは頭に布を巻いた運転手が顔を出していて、ちょうど煙草に火を点けるところだった。