両脇に2階建ての建物が立ち並んでいた路地は長閑だった。活気があるという訳でもなく、閑散としている訳でもない。道を急いでいる人もおらず、人びとが道端でのんびりしている。荷台の付いた自転車が何台も停まっていて、荷台に漕手が腰掛けていた。この男たちは、ここで仕事が舞い込んでくるのを待っているのだろう。
そんな路地に立ち止まっていると、向こうから男の子がゆっくりとやって来た。ボロボロのバイクを押しながら男の子は歩いている。ちょっと重そうだ。バイクの前部は覆いが取れていて中が顕になっている。このバイクはまだ動くのだろうか。ひょっとしたら、男の子は修理工場へ運んでいる途中なのかもしれない。
2016年12月 インド 人びと | |
男の子 コルカタ バイク |
No
9983
撮影年月
2011年7月
投稿日
2016年12月25日
更新日
2024年07月16日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM