ランニングシャツの男はコルカタにある市場で忙しそうに働いている労働者のひとりだった。頭の上に大きな籠を載せて運んでいる最中だ。ここではほとんどの作業が今でも人力で行われる。機械化したほうがコストパフォマンスがいいような気がするけれど、もしそうなったらほとんどの労働者が失職してしまうかもしれない。そうなってくると、ラッダイト運動のような機械破壊運動が始まってしまうかもしれない。
よく見てみると、籠と頭の間には大きなクッションを挟んでいた。そうしないと籠を直接頭に載せると安定しないし、痛いのだろう。観察していると、インドに限らず、この男のように頭に物を載せるためにクッションを使う人は多い。
2012年6月 インド 人びと | |
籠 コルカタ 労働者 市場 頭上 |
No
6517
撮影年月
2011年6月
投稿日
2012年06月10日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM