丘の下から見上げると、頂上には教会の廃墟が見えた。壁しか残っていないけれど、遠目にも壁の上に十字架が見えるからキリスト教の教会だとわかる。この壁は1521年にポルトガル人によって建立された聖パウロ教会の一部だ。この教会にはしばしば日本史にも登場するフランシスコ・ザビエルも訪れたという。残念ながら教会として機能はとうの昔に失われている。
なんでもこれを建立したポルトガルはカトリックで、その後ここを支配したのはプロテスタントであるオランダとイギリスだから、修復されることなく放置されていしまったようだ。今では単なる観光名所になっている。
2009年4月 町角 マレーシア | |
教会 丘 マラッカ |
No
2658
撮影年月
2008年12月
投稿日
2009年04月05日
更新日
2024年01月08日
撮影場所
マラッカ / マレーシア
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM