ホテルの壁には一面に窓が並んでいた。碁盤の目になっている壁の升目に窓が設けられている。まるで、細胞の核のようだった。
ほとんどの窓にはカーテンが掛かっているのだけれど、中には掛っていない窓も見える。中が見えそうな気もするのだけれど、幸か不幸か僕の立っているところからは内部を窺い知ることは出来ない。この場所から眺めていても、アルフレッド・ヒッチコック監督作品の「裏窓」のような状況に陥ることは無いのだった。
2016年2月 建築 東京 | |
ホテル 新宿 壁 窓 |
No
9637
撮影年月
2006年2月
投稿日
2016年02月02日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V