カトマンズで通りかかった家の玄関先に傘が二本置かれていた。ひとつは壁に掛けられていて、もうひとつは玄関先の地面に置かれていた。よく見ると、地面に置かれた傘の向こうに男がいる。男は傘の中を覗き込んで修理しているのだった。いくつも傘があるところを見ると、この男は自分の傘を修理しているというよりも、傘の修理を生業にしている模様。雨季のカトマンズ盆地には毎日のように雨が降る。ここでは傘は必需品だ。
日本ではあまり見かけない傘の修理人を見かけるということは、ここでは傘がそれほど安いものではなく壊れても修理して使い続ける人が多いのだろう。日本のように気軽にコンビニで買えるようなものではないのだ。
傘が高価な世界で愛用の傘が壊れると、町中にいる修理人に修理してもらうのが普通なのだ。その結果、ここカトマンズでは傘の修理人という商売が成り立っているわけだ。
2013年10月 町角 ネパール | |
入り口 カトマンズ 修理 傘 |
No
7997
撮影年月
2009年7月
投稿日
2013年10月21日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
カトマンズ / ネパール
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM