2013年10月に掲載した写真

男の横には幾つもの容器が置かれていた

舞台には仮面を付けた登場人物が立っていた

道端で鶏が休んでいた

男の子は眉毛を釣り上げながらじっと見つめてきた

クリケットに興じていた男の子たちが路地で整列した

半分開いた扉に立春大吉と建陽多慶と書かれた札が貼られていた

門のところには石像が置かれていた

男の子はナタを持っていた手を止めてはにかんだ

畔では男たちはなぜだか水面を眺めていた

犬は道端におすわりして仲良しの犬が向こうから歩いてくるのを待っていた

男は木槌とのみで複雑な形のものを作っていた

男たちが小さな喫茶店の前にあるベンチで寛いでいた

男の子は眼鏡をかけて横縞のTシャツを着ていた

前輪のタイヤがパンクしたようだ

魚市場で働いていた年配の女性の前には様々な海鮮物が並んでいた

干されていたサリーが所在なさげに垂れ下がっていた

船の上にはイカをおびき寄せるために多くの電球が備え付けられていた

子どもたちが由緒あるマチェンドラナート寺院の周辺で遊んでいた

男は手にコップを持ったまま、不思議そうにこちらを見た

上半身裸の男が木槌を手に木を彫っていた

遠くを見つめる男の子の鼻の下には汗の雫がいくつもできていた

かばんを背負ったままの男の子が歩道でひとり携帯ゲーム機で遊んでいた

ふたりの男はそれぞれ山のような荷を背負ってカトマンズの町を歩いていた

タンクトップの男はゆったりと煙草を吹かしていた

束草の港では男と女が漁網の手入れをしていた

傘職人が傘に隠れて仕事をしていた

目の前に立った口髭を生やした男はヒゲモジャの顔に笑みを浮かべた

様々な種類の野菜が地べたに並べられ、年配の女性たちが販売していた

男は何をするわけでもなくぼんやりとチャイスタンドで腰を下ろしていた

チベット族の男の子は口をじっと閉じたままカメラを見詰めた

乳歯が抜けてしまい、男の子の前歯は数本欠けていた

路地では太いパイプが絡み合っていて看板の上に覆いかぶさりそうになっていた

壁に描かれたコカ・コーラのロゴの近くに老婆が腰を下ろしていた

仕事の手を止めて笑ってくれた男の顔が笑いじわだらけになっていた

公園にはチャンギという朝鮮将棋を指している年配の男性が大勢いた

幼い女の子は何かおやつを買いに雑貨屋に来ていた

座席に腰を下ろしていたリクシャワラーが鋭い目つきでこちらを見た

女性は巫女の類いのようで、結婚式の儀式を行っている最中だった

ふたりの女の子が木製の扉の前で何かをしていた

男の前には粉が入れられた大きな鍋があった

男の子は照れながらもカメラをチラチラと見ていた

男はサイクルリクシャーのギアの調整をしていた

大きな扁額のかかっている勤政殿はソウルにある景福宮の正殿だ

玄関前のスロープでふたりの男の子が遊んでいた

客待ちしていたリクシャワラーは暇そうだった

傘を差した女性が明政門へ近づいていた

女性は足踏み式のミシンで仕事をしていた

実直そうな男は硬い表情を浮かべながら僕の前に立った

女性はカメラを向けると頬を指差して可愛らしいポーズを取った

普信閣の前に昔ながらの衣装に身を包んだ衛兵が古い鐘楼を守るように立っていた

路地の奥の方に男の子と女の子の姿が見えた

耳と左の鼻穴にピアスをした女性は険しい顔をしていた

タプコル公園に建つあずま屋は老人の休憩場所のようになっていた

男は口角を上げて口を閉じたまま笑っていた

大勢の人が公園にやってきて空の下で碁を指していた

男の子と違って、女の子はフェンスの向こうから微笑みかけてくれた

客待ちをしていたリクシャワラーは身嗜みに気を使う人だった

老夫婦が家の前の路上で寛いでいた

男はカイゼル髭のような立派な口髭を蓄えていた

男の横にはペプシとセブンアップの瓶が山積みになっていた

仏像が騒々しい人混みの中で瞑想していた

ひとりの男の子はいたずらっぽい笑みを浮かべながらカメラの方をじっと見つめていた

麻雀をしていた男はどの配を切ろうか考えているようだった

口を開けた男の子と閉じた男の子が仲良く僕のところへやって来た

上半身裸の男は口元に微笑みを湛えながら仕事を続けていた

二階の窓の向こうに喫煙する男の姿が見えた

ナムロを使って荷を運んでいる男は自分よりも大きな荷を運んでいた

男はリクシャーの仕事を再開するところだった

女性が橋についた階段を登っていた

ひとりの男の子だけが僕を見ていた

好奇心に駆られて男の子はやって来た

蘇州の町中を流れる水路は地元の人にとって家事を行う水場でもあるようだ

煉瓦造りの建物に挟まれた路地でふたりの女の子が立ち話をしていた